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【デイサービス職員のリハビリ知識】生活習慣と脳血管障害

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脳血管障害がどのような疾患であるかは以前の記事で紹介しました。
脳血管障害を起こすとたとえ軽くても何らかの後遺症が残り、リハビリに苦労される方が多いです。

そんな怖い脳血管障害ですが、何もウィルスや菌の様に急に患うわけではありません。
長年の生活習慣から蓄積された体への悪影響が臨界点を超えて爆発することで発症されることが多いのです。

今回はそんな脳血管障害につながりやすい生活習慣などについて記事にしてみたいと思います。

高血圧

言わずもがな、血圧は脳血管に多大なる影響を与えいます。
そもそも血圧とは心臓から排出された血液が血管の壁に加える圧力を数値化したものです。
通常は上腕動脈での数値を基準とします。

血圧が高いと血液が血管の内側を傷つけます。それに抵抗するために血管の内側が厚くなり柔軟性を失います。
この状態を動脈硬化と言い、心臓はさらに強く血液を輩出しようとするので高血圧のスパイラルを起こします。

高血圧で勢いをつけた血流は出血を起こしたり、動脈硬化で厚くなった血管の壁が血管を細くし血管を詰まりやすくします。

飲酒

多量の飲酒は脳血管障害に悪影響を与えることは有名ですが、どのような成分がどのような影響を与えているのか明確に理解している人は少なくないと思います。

アルコールの作用はとても多彩です。
酒は百薬の長と言われることもあるように少量の飲酒であれば、血圧を下げる効果があったり、善玉コレステロールを増やすという作用もあります。

一方、アルコールには血液を固まりにくくする効果があり、血管は詰まりにくくするものの出血の危険性が高まるため、脳出血を起こしやすくします。
また、多量の飲酒はや長い期間の飲酒の習慣は血管の収縮反応を高めたり、交感神経の活動を高めることで心臓の鼓動を早めたり、腎臓からマグネシウムやカルシウムが失われることによって、血圧を上げるとされています。

アルコールは300g/週以上飲むと悪影響のほうが強いといわれています。

タバコ

平成11年の調査で煙草を吸う男性は1.3倍、女性は2.0倍脳卒中になりやすい問い研究結果が出ているように、喫煙も脳血管障害に大きな影響を与えます。
特にくも膜下出血の発症リスクは3倍にもなります。

タバコを吸うと煙以外に一酸化炭素も吸い込まれます。一酸化炭素は酸素の240倍もヘモグロビンとの結合力が強く、体内組織を酸素欠乏状態にさせ、動脈硬化を生みます。

また、タバコは脳血管障害以外にも心筋梗塞、癌や気管系の疾患の原因となることわかっています。

肥満(塩分、糖分の過剰摂取)

肥満の人は塩分を取りすぎていることが多く体内のナトリウムが過剰になり、それを薄めようとして血管内に血液量を増やすことにより血圧を上げます。

糖分を取りすぎると血中に溶け出すことで血管を傷つけてしまいます。
糖分の過剰摂取はインスリンの分泌を増加させ交感神経が刺激されことでカテコールアミンを分泌させます。このホルモンは末梢血管を収縮させ血圧を上げます。

さらに内臓脂肪はアディポサイトカインという物質が分泌され、血栓ができやすくなります。

ストレス

ストレスは脳卒中リスクを高めると考えられていますが、それはストレス事態が脳や血管に悪影響を与える直接的なものと、
ストレスが生み出す体の変化が間接的に悪影響を与えているといったものがあります。

直接的な影響としては人にストレスがかかると血圧が上がることが多くなります。ドラマなどで会議中に倒れるサラリーマンの描写が多いのはこういった理由からなのでしょう。

また、間接的な影響としてはストレス解消のための行動が脳血管障害のリスクを高めるという影響があります。
ストレス解消のため飲酒、喫煙、運動不足、高カロリーの食事などを続けていると肥満症をおこしたり慢性的な高血圧になり脳血管障害につながります。

運動不足

運動を行うことで肥満が解消され脳血管障害のリスクが減ることは誰もが知っていると思います。

また、運動を行うことで下半身の筋肉によるポンプや激しい呼吸によるポンプによって血流の勢いが増します。
血流が良くなると、血液が固まりにくくなります。

脱水

脱水症状が脳梗塞の引き金となりうることを意識されている方は少ないかもしれません。

脱水状態になると血の中の水分量が減り、血液がドロドロやベトベトになってしまい、血管を塞いでしまうのです。

 

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