デイサービスの経営を始めてから基本的に事業にばかりお金を投資してきました。
私の運営しているデイサービスは入浴に力を入れているため、浴室や浴槽に大きなお金がかかることもあり、運転資金を含めると1店舗あたり2,000万円程度の投資が必要になります。
私はあまり借金が好きではないので借り入れをせずに事業を展開しているので、他への投資どころではなかったです。
2店舗目の売上も軌道に乗ってきて資金的に余裕がでてきた2016年の秋頃から事業以外の投資以外ついても考えるようになって来ました。
そんなときに父親からある仮想通貨への投資の話が舞い込んできました。
父は別の記事でもお話しようと思いますが、比較的リスクの高い案件に少額で多岐に投資していくスタイルを好んでいるのですが、その時に進められた仮想通貨が『ADAコイン』というものでした。
仮想通貨とは
それまでの私は仮想通貨についてほとんど知識がありませんでした。
ビットコインという名前は知っていましたが、果たしてどのような仕組みになっており、どのように取引されているかも知りませんでした。
仮想通貨とは簡単にいえば中央銀行や政府などの管理者が存在せずにインターネットを通じて取引できる通貨のことです。銀行を通さないので決済コストがかからないことや即時の決済が可能になります。
上記は超基本機能で、ブロックチェーンなどインターネットを使った技術が取り込まれ様々な機能が追加されています。
仮想通貨は大きく分けると、ビットコインとそれ以外のコインの2つに分けられます。
ビットコインは皆さんも御存知の通り、仮想通貨の第一人者で仮想通貨=ビットコインという方も多いのではないでしょうか。ビットコインは仮想通貨全体の時価総額の60%を占めています(2017年11月現在)価格は2017年4月に12万円だったものが2017年11月には110万円まで上がっています。
また、ビットコインの成功後、後追いで様々な仮想通貨が誕生しておりその数は1,000を超えると言われています。
こういったビットコイン以外の弱小仮想通貨をアルトコインといいます。その殆どが日の目を見ることなく消え去っています。
アルトコインでもごく一部は活発に取引され、3ヶ月で100倍の値をつけるなど高値をつけているものもあります。イーサリアムやリップルなどは投資に興味がなくても一度は聞いたことがあるかもしれません。
ビットコイン後に誕生したアルトコインは様々な特徴を持っています。仮想通貨に魅力をもたせることで取引量を確保しようというのです。
例えば、ビットコインよりも取引スピードが早かったり、コインの取引の中に契約内容を取り込めたり、取引の内容に匿名性をもたせることができたり、ギャンブルの決済に使えたりなどなど様々な特徴を持った仮想通貨が開発されています。
その1つがADAコインでした。
ADAコインとは
ADAコインはオンラインカジノのプラットフォームを提供するカルダノが公平なカジノ環境を担保するために作られた仮想通貨で他に下記のような特徴を持っています。
- 仮想通貨の第一人者チャールズ・ホスキンソン氏が手がけている
- オンラインカジノで利用が可能になる(ダイダロスウォレット)
- デビットカードとの連携やATMでの引き出しが可能に
2と3は実現していませんが、ホスキンソン氏を中心とした運営チームは新たな技術や他の仮想通貨の良いところを取りれて随時改良を重ねていくことを宣言しており、今後の可能性も期待できます。
私と父親は上場前のプレセール(1ADA=0.3円程度)ほどで購入しました。
いろいろな噂が飛び交ったり、上場予定日が遅れたりとやきもきとしましたが、ADAコインは2017年の10月2日に見事『Bittrex』と『Binance』に上場し価格は10倍ほどに達しました。
本日(2017年11月28日)、急騰し1ADA=10円を超えたのを祝して記事にしてみました。
たまたま、いい話に乗れただけでアルトコインの殆どは日の目を見ることがないと思っています。ただ、今回のようなケースもあるので少額の投資をアルトコインに投資するのはありなのかなと思っています。
【30代社長の全てについての記事はこちら】
[…] ADAコインの話を記事にしたのが2017年の11月29日でした。 その時1枚10円に達したとと喜んでいたのですが、2018年年始の段階で80円を超えてきました。 プレセール(上場前の販売)の時に買った時は0.3円でしたので250倍になったことになります。 […]