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【デイサービスでのコミュニケーション】高齢者はおしゃべり大好き

投稿日:2017年8月5日 更新日:

デイサービスでのコミュニケーション

今回は苦手な方も多くいらっしゃると思われるご利用者様とのコミュニケーションについて話していきたいと思います。

コミュニケーションは職員とご利用者様と信頼関係を築くことができます。
また、ご利用者様の社会活動の一旦としてケアマネジャーやご家族が希望されていることもあります。

コミュニケーションが難しい理由

ご利用者様とのコミュニケーションを難しくしている理由は3つあると思っています。

①視覚や聴覚、言語能力の衰えによるもの

視覚障害や聴覚障害、言語能力の衰えによって、スムーズにコミュニケーションが取れないということはよくあることです。

こういった症状をお持ちの方はコミュニケーションを怖がる傾向にあります。

言語障害の方でしたら、ちゃんと発生できず相手からなんでも聞き返されたうえで「ちゃんとしゃべらないとわからないよ!」などと言われてしまった経験があるはずです。

また、聴覚障害の方は相手の言っていることを何度も聞き返してしまい、結局無視されてしまったという経験があるのです。

視聴覚や言語能力に障害があっても頭はクリアですから、傷もつきます。一度傷ついたら自らコミュニケーションを拒んでしまう可能性もあります。
そうなったら更に障害は進んでしまうかもしれません。

ですから、もしコミュニケーションが取りにくくても決して諦めてはいけません。
どうしてもコミュニケーションが取りにくい場合は筆談やでも構いませんし、時間がかかっても必ず意思の疎通を行うようにしてください。

②年齢の差による流行りや話題の相違

ご利用者様とのコミュニケーションが難しい理由はまず年齢によるものがあります 。
職員は大抵30代から50代です。それだと二回り以上歳が違うご利用者様となかなか話を合わせることができないかもしれません。

ご利用者様が子供の頃に終戦を迎え、その後流行った歌謡曲は藤山一郎や美空ひばりなど、テレビは白黒で力道山のプロレス中継、電話は黒電話で、冷蔵庫は氷を入れて冷やしていた時代です。

職員がその当時の話題を知らないことは仕方がありませんが、映画や音楽などのコンテンツは沢山残っていたり、少し前には昭和ブーム(三丁目の夕日など)があったので昭和を扱ったテレビ番組や、雑誌も沢山出ています。

会議などを開く必要はありませんが、SNSなどでその当時を話題にして記事があれば共有したり、休憩時間に昔流行った映画を見たり音楽を聞いたりしてみるのもいいかもしれません。

③病気や障害への理解

もう一つの理由がご利用者様のの認知状態やご病気に関してもしっかりとした知識や介護の経験がないことによるものです。

私がコミュニケーションをとる時に気をつけているのは決してご利用者様を可哀想な人とか慈しみを持って接しなければならない方だという風に思わないことです。

ご利用者様はそのように上から目線で対応するとすぐに見破ります。
皆様病気や疾患などを持たれていますがそれは年相応によるものですし、我々が考えほどに悲観してない事が多いです。

私が介護業界に入ったばかりの頃、ある言語障害を持たれたご利用者様がいらっしゃいました。この方は正直ほとんど何言っているかわからない方でした。私はこの方を送迎する機会が結構あったのですが、何度も聞き直すのが申し訳なかったので、はいはいと相づちを打ちながら適当に聞き流していました。

ご自宅について、その方を下ろすときに、彼は急に怒り出して私に必死にこう言いました。「わからないならちゃん言ってほしい、ちゃんと喋れとかでもいいから言ってくれ」と。
私は気を使っていたつもりでしたが、彼にはそうは映らなかったのです。

私はそれ以後、彼の言うことがわからない場合、「何言ってるかわからないからこの話は終わりにしてもらっていい?」とか「わからないから文字で書いて」とか気を使わない態度を取るようにしました。

彼も「冷たいなぁ」なんて返して来るようになり、私たちは友達のような関係になりました。それ以来、5年になりますが、今でも私たちは友達です。

コミュニケーションを取るときに注意するべきこと

個々の個性を見て話す

高齢者はいい意味でも悪い意味でも人格が完成しています。我々が経験し得ない戦争やその復興、高度成長期などを経験しているので、想像もできないような考え方を持ってる方もいらっしゃいます。個々の個性を見極めて、どのような接し方が適切化職員全体で考えていき必要があります。

話す時はゆっくり簡潔に大きな声で

高齢者は耳も遠くなっていますし、処理能力も落ちています。
ゆっくり簡潔に話すことで同じ時間の流れを共有します

同じ目線に立って

ご利用者様と接する時我々が立っているると必ず上を見なければなりません。
できればしゃがんだり隣りに座ったりして目線を下げてお話しましょう。

否定ばかりしない

ご利用者様が例え間違ったこと言っていても、これまで生きてきた時代や生き様によって作り上げられた考え方です。
介護の知識や現代の考え方に合わせて無下に否定してはいけません。
必要ないことであれば肯定してあげましょう。
どうしても考え直してもらいたいのあれば丁寧にゆっくり説明してあげましょう。

うまい職員の真似をする

コミュニケーション能力は生まれ持った力によるところも多いです。
周りの職員でうまくご利用者様とコミュニケーションをとられている方の喋り方や話題の振り方などに注目して真似てみるのもいいかもしれません。

 

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